釣りを子供と

フナ釣り 未分類

私が小学4年生の時、日本全国釣りブームが起こった。

原因は、当時少年マガジンに連載されていた漫画「釣りキチ三平」が大ヒットしたことにある。

その漫画の作者が同じ秋田県の県南に住んでいた矢口高雄さん。

ちなみに三平のモデルは菅義偉前首相だとか。

私は小学4年から放課後になると、友達と一緒に古川と呼ばれている田んぼに水を送る溜め池のようなところで毎日釣りをしていた。

「釣りキチ三平」に出てくるヌシなる大物がいないだろうかと毎回ドキドキして釣りをしたものだ。

その溜め池ではフナとかナマズとかコイとかクチボソなどが釣れた。

釣りの魅力は様々あるが、かかった時の手にブルブルくる感触が私達を中毒にさせてしまったのだ。

中学に入ると部活だなんだと忙しくなり、めっきり釣りはしなくなっていた。

さて、息子も小学1年となり、やはり自然に触れさせたいと思うようになった。

スマホやテレビゲームなどはいつでもできる。

あまりやらせたくはないが。

ちなみに私の父は、私にファミコンを買い与えなかった。

将棋をやっていろといわれた。

しかし友達はドラゴンクエストというゲームがめちゃくちゃ面白いという。

社会現象にまでなった。

いくら父にいってもファミコンは買ってもらえなかったので、社会人になってから自分の給料で買った。

これがまた面白く、特にドラゴンクエストは手元にコーラとポテトチップスとチョコパイを置いて、休日前などは徹夜でやった。

話がだいぶ脱線したが、自然に触れ合うのは小さいうちに体験させたい。

そこで釣りだ。

釣るためには、様々な工夫をしなければならない。

ただ針にエサをつけて放り込めば釣れるというものではないのだ。

一番大事なのはポイントと呼ばれる魚のいる場所。

次にエサ。

そして、テグスやウキ、や釣り針などの仕掛けだ。

現場に着いたら、釣りたい魚の泳層に浮きやオモリを合わせるなど結構頭を使う。

ただ課金してアイテムを手に入れたり、長時間ただ敵を倒すだけでレベルアップするスマホゲームなどの与えられた条件をクリアするだけの低レベルな遊びではないのである。

妻に、

「釣りをやらせたいが、ここらへんじゃ無いよね」

と話をしたら、この前散歩してたら近くで釣りしてた人がいたよと回答した。

でもあんなところにいるのかしらという。

この前の水曜日に下見にいった。

老人が昼下がりに一人釣りをしている。

クチボソという小さい魚が釣れるらしい。

フナもいるとこと。

老人のウキを見た。

動いて沈んでいるのを目で追う私は、もういてもたってもいられなくなってしまった。

釣り道具をアマゾンに注文したら、届くのは明日以降だろう。

さっそく車で上州屋まで買いに行った。

そして、息子と一緒に16時から釣り始めたのだ。

竿はこれ↓↓↓

仕掛けはこれ↓↓↓

クチボソ1匹、フナが5匹も釣れた。
息子はフナ1匹。

今度の日曜日に再びくることにしよう。

改善点がある。

まず仕掛けだ。

釣り糸が絡んだりするので、それをほどくのに時間をロスした。

息子が大きく振り上げるのでこんがらがったのが一番の原因なので、くちに針をひっかけるのが目的だからそんなに大きくあげなくてもいいとアドバイスをしたのだが。

なので、小さい魚用のタナゴ仕掛けを3個アマゾンに注文した。

そしてフナが結構かかるので、フナ用の仕掛けを3個アマゾンに注文した。

これでこんがらがっても、すぐに付け替えることができて、時間を無駄にせずにすむだろう。

そして今日、日曜日。

魚は日中暑いと深いところで休んで釣れなくなる。

また、午後1時からセミナーに参加することもあり、

朝5時に起きて釣りに行く計画をたてた。

すると息子は寝たいから行かないという。

しかたなく、私一人で行くことにした。

行くと、釣り場に水鳥がいる。

サギだ。

魚を朝ご飯にしにきているようだ。

警戒心がないのか、私をみても逃げない。

けっこう大きく、180センチの私のおなかのところまである。

釣りしたいので、老人が釣っていた場所に行くと、サギは去っていった。

さあ、釣りだ!

前回フナがたくさん釣れたので、今回はひとまわり大きいフナの仕掛けで挑戦だ!

…。

しかしさっぱりかからない。

そこで、一番小さいタナゴ仕掛けに代えたところ、クチボソがかかった。

その後は、フナが釣れ出した。

入れ食い状態だ!

釣り道具は小は大を兼ねるようだ。

何かの気配を感じて振り向いたら、例のサギが私が釣った魚の容器をじっと見ている。

頭が悪いのか、上の空き口からクチバシでつつかず、横から容器をつついている。

本当はやってはいけないらしいが、釣った魚を3匹与えた。

いずれもひと飲みで平らげた。

それでもまだ釣った魚をじっと見つめているので、

その後もう2匹与えた。

満足したのか飛び去っていった。

時計は10時を過ぎ、かなり暑くなっている。

こうなるともう釣れなくなる。

もう1匹釣ったら帰ろうと粘っていて、やっと1匹かかった。

すると妻と息子がやってきた。

息子が僕もやるという。

暑くなると魚は深いところで涼んでしまい、もう釣れないからと説得して、家路へと急いだ。

フナがちょうど20匹、クチボソ3匹。

サギに与えた魚5匹。

計28匹釣ったことになる。

たぶんコイだと思うが、3匹ばらした。

これはタモ網が必要だ。

帰宅してから、アマゾンでポチりとした次第。

ちなみに午後1時からのセミナーでは冒頭の説明で寝てしまった(笑)

タイトルとURLをコピーしました